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嫌いな物が飛び込む

なぜ!?

私は大の昆虫嫌い
理由は多々ある、
元々あまり好きではなかったが、
小学生の時、私しか知らない秘密の野イチゴがなっている場所があった、
田んぼが延々と続く一角にちょっとした丘があった、
それはすぐそばまで行かないと見えない状態に囲むようにツタが多い茂っていた、
稲をかける竿が積んである場所と言うのは知っていたが、それは丘の裾部分だけだった。
その上はツタに覆われて10m四方ぐらいの広さ野イチゴがジャングル状態に
最初その場所を冒険した時はきれいな花がびっしりと咲いていた。
花を見て、野イチゴの花とすぐに分かった。
自宅の近くのバス停の建物の両脇から後ろ側まで同じものがあったので
子供たちが取り放題の場所だったが、バス停周りはボス的な大きい子がいる時には
勝手に摘めなかった。
さらにごみが捨てられて不衛生だったから、両親はバス停の野イチゴを食べることを禁じていた。
時々もっと大きな実の野イチゴをどこかで獲って持って来てくれたが、
必ず塩水で洗ってから食べさせてくれた。
そのまま食べてみたかったが、家でそれはかなわなかった。

見つけた場所のイチゴは誰も摘んでいない、入った痕跡もない。
誰にも言わずにたらふく食べて、麦わら帽子にもいっぱい採ってお土産に持ち帰った。
両親はどこで採ったか聞くが、正確な場所は言わなかった。
ゴミは無い所とだけ言った。
数年にわたり一人で摘んで楽しんだものだ、
しかし、イチゴもそろそろ終わる頃、その場所に赤とんぼが群生していた、
トンボ好きじゃなので寄ってくると追い払っていた。
ある時肩の止まったトンボの羽をつかんで肩から離して逃がそうとしたら、
その羽と羽の間背中側に違和感があった、しっかりと見ると空洞があった
そんな馬鹿な、奇形だ!
一匹だけと思ったら、寄ってくるトンボを凝視して、すべてがその状態だと分かって
悲鳴と共に摘んだイチゴをほおり投げて、全速力で逃げた、
振り向いたらトンボが群れを成して固まって追いかけてくる。
泣きながら家まで逃げ帰った。
怖くて、吐き気に襲われて、震えが止まらないでいた、
異変に気付いた祖母が母を呼んできた。
母に起きたことを伝えたら、あの辺りは余った農薬とか捨てる人がいるから
その影響で奇形が育ったのかもしれない。
イチゴがあった場所をきちんと言ったら、確かに誰も近づかないが、
農薬の事があって頻繁には出入りしない場所で、あの竿も捨てる物で再利用はしていない
そういうことを教えてくれた。
その日を境にその場所には行かない、だから奇形のトンボにもその後あっていないが
私の昆虫嫌いはこれで決定的になった、6本足の生えた腹を見るだけでも
私の心臓はとび上がるほど鼓動が早くなる、
羽の生えた部分はなおさら直視できない、どんどん臭いも何もかも嫌いになった。
カブトムシなどは匂いが鉄の錆のようで吐くほどつらい。
いじめられっ子だったので、
何が苦手かなど分かればそれを使って意地悪されるのは明白だったから口が裂けても言えない。
その素振りさえ見せられない。
虫取りに行こうと誘われる、数人グループで行くのだが、断る理由が無ければ行くしかない
虫籠と虫取り網を持ってトボトボ付いて行く、
何も取れない事を願いながら、ろくに見ないでのろのろと網を振る。
皆は真剣に必死に、「あ、いた」と言いながら網を振り下ろすがとれない。
私が適当に降っていた網に何匹も飛び込む、触りたくないから虫籠の入り口を開けて
網をそのカゴにかぶせて、じっとしている、「にげて、逃げて」と念じながら
所がほとんどが自らカゴに入っていく、飛び出すと自分の方に来るのを経験しているから
飛び出されるのもいや、仕方なく入り口を閉める。
そんな状態で沢山とれてしまう。仕方なくそのまま家に帰ると弟たちは大喜び、
なんで私の所に来るんだろう、
大人になって仕事でレジ打ちしていると、夏休みに子供たちが自慢の昆虫をTシャツに止まらせて買い物に来る、
気が付くと私のレジに、並ぶ、隣のレジに行って欲しいが、、
逃げ出すことも出来ず、冷や汗状態で硬直してレジ打って早く通り過ぎるようにするしかない。
笑顔など引きつっていたと思う。

昨日友人と炎天下日傘をさして都内を歩いていた、何か黒い塊が向かってくる、
「えっ、何、ギャー」蝉が私めがけてきて胸にぶつかって「ギャーギャー」と鳴いて飛んで行った
友人も驚いて、「なんで嫌いな人の方に行くんだろうね、でもあなた変だよね、昆虫嫌いなのに爬虫類は好きなんでしょう、おかしい」と手話を交えて言う
そう言われても、、ねえ、

苦肉の説明をした「昆虫は飼ってもなつかないけど、爬虫類はなつくよ」嫌いな理由じゃないが
とっさに口をついて出た(笑)
実際、大勢の中にいても昆虫が寄ってくる確率が高い、
昔夫があまり虫が寄ってくるので「黄色いのを着るからじゃないのかな」と言った
確かに黄色っぽい衣類が多かった似合うので、
でも、その言葉を聞いて、虫が好むのは黄色だったと思い出し、黄色い衣類は全て友人たちに上げた、自作の物も多かった。
それでも確率はいまだに多い。

「カブトムシが近くにいる」と言うと、どこに、なんでわかるのと言われる、「臭いがする」と言うと
カブトムシの臭いって?と驚かれる、触って遊んでいた人さえ、その匂いに気が付いていない、
嗅覚が人より敏感だから、分からないほうが幸せなのかも、、





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プロフィール

roserose

Author:roserose
聴覚障害による身体障がい者です。
メニエールと言う病気の後遺症で難聴になり、
重度難聴用の補聴器使用でも聞き取りは困難で音は聞こえても言葉は不明瞭で会話が難しくなりました。
手話歴10年超 日常の大半は手話ができる人たちとの交流です。

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